コンビニバイトの先輩

高校を卒業して、専門に通うようになった。それでも私は平日、毎日夕方からコンビニでバイトをしていた。
当時私には彼氏がいた。それを知っていたはずだが、バイト先の先輩が声をかけてきた。
二つ年上の大学生だった。どうやら私に惚れたらしい。
始めの内は無料SNS出会いに登録して色んなタイプの女性に会ったけど、君が一番可愛い、と口説いてるのかよく分からない話を聞かされ続けていた。
悪い気はしないが、こちらとしてはどう対処すればいいのか困ってしまう。
バイト先ではいろいろな出会いがある。しかし、この展開は予想外である。
先輩からのアプローチはけっこうなものであった。
自分のシフトがない日にも関わらず、バイト先に来てはバックで店の中をモニターチェックしたり、店長や同僚と世間話、暇つぶしにモニターで人の顔をアップで見たり、隙をみては話しかけてくる。そんな日が数カ月続いていた。
ある日、夜も遅いので送ると言いだした。
いや、遅いってのも毎日の事だからこちらとしてはまったくもって平気なのだが…。
行為を無にするのも悪いので、一緒に帰ることにした。
本当は安心出会い系サイトで男の人とデートする約束をしていたから、相手を待たせてしまった、
私は自転車だったので、その日は押しながら歩いて帰ることになった。バイト先の話や世間話をしながら帰った。
歩けば30分はかかる道のりも、話しながらだとあっという間に時間は過ぎていく。
その日はそのまま帰宅して終わった。次の日もバイトがあった。その日はいつもの先輩がいなかった。
いなかったらいないで気になってしまうのだうか?不思議な感覚である。
特にタイプではないし、イケメンでもない。…が、とても優しい男性であった。
付き合っている彼氏とは違う面があったのだろう。年上の彼氏、同い年の彼氏。
まったく異なる日に出会い、いつのまにか恋に落ちたのだろうか。
どちらと先に出会えば幸せになれたのだろうか…今となっては謎である。

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2011年7月8日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:日記

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